傷みの激しい下屋根部分。
葺かれていた金属屋根材は塗料が剥げてしまい、原板部分に錆が出ています。屋根材に使われるトタン金属はとても薄いため、錆が出てしまうとそこから穴が開いてしまう場合があります。
そうなってしまうと塗装ではリカバリーできませんので、葺き替えさせていただくことなりました。
作業工程
下屋根を解体するため、作業に障る下屋根と重なっている、大屋根の軒先部分の瓦を外します。
下屋根を新しい金属屋根材で葺き直し、その後軒の瓦を戻します。
最近のトタン屋根材はガルバリウム鋼板を使用することがほとんどです。ガルバリウム材は従来のトタンに比べ、錆にくく長持ちなのが特徴です。カラーも豊富で落ち着きがあり、スタイリッシュに仕上げることができます。
今回は雨樋が詰まってしまわないよう、落ち葉除けも設置させていただきました。