このたびはコロニアル屋根のお家を施工させて頂きました。
こちらのお家は近隣に田んぼがある事やその他の環境を考え、高耐久のフッ素塗料を提案致しました。
屋根塗装施工前の状況
- 全体的に苔や色褪せていました。
- 一部、屋根材が破損しズレ落ちていました。
- 棟板金の釘も浮いている状態です。
苔が発生する原因は屋根の塗膜が劣化する事により水はけが悪くなり、水分を吸収して蒸発しにくくなっているからです。
また日当たりの悪い北側に多く発生します。
そのため、苔の発生は水はけが悪くなってきたサインで、屋根に苔が目立つようになったら塗装時期の合図となります。
屋根塗装施工中の様子
高圧洗浄
足場組立後、高圧洗浄で苔や汚れをきれいに洗浄します。
釘打ちシーリング
その後棟板金を固定している釘を打ち込み、シーリングを打っていきます。
釘が浮いていたり抜けているのを放置してしまうと、雨漏りの原因や台風や強風で棟板金が飛ばされてしまう為、とても重要な工程です。
棟板金を補修したあとは、いよいよ塗装していきます。
下塗り(プライマー)
塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回。まず下塗りをします。
下塗りには下塗り専用のプライマーを使用します。
細かな屋根材のヒビ割れを補修してくれる役割もある為、こちらもとても重要な工程です。
中塗り・上塗り(塗料塗布)
次に中塗り・上塗りをしていきます。
また、上塗りとは中塗りと同じ塗料をもう一度重ねて塗る工程です。
こうする事で、塗膜の厚みができ耐久性が上がるだけでなく、美しい艶も出ます。
屋根塗装施工完了
工期は約1週間でした。
色も鮮やかで艶もあり、きれいに仕上がりました。
その後、足場を解体して完了となります。
足場は、屋根だけの塗装であっても、外壁部分を覆うように建てなくてはなりません。
そのため、屋根を塗り替えるなら外壁もついでに塗り替えたほうが、どちらも単体で工事するよりはお得になります。
今回提案させて頂いた塗料は自社オリジナルの高耐久のフッ素塗料。
長期にわたり耐久性を維持し、いつまでも塗りたての光沢感を維持してくれます。
塗装をした事で新築のような輝きが戻りました!
屋根工事は施主様からは見えない場所での作業になります。
その為、弊社では完工引き渡し時に工程写真を施主様にお渡ししております。
安心してお任せ下さい!