だいぶ傷んでサビのある金属屋根の瓦棒を、金属屋根の立平葺きで上葺きする工事です。
足場の様子
今回は屋根葺き工事ですが、屋根だけ足場を組むということができませので、おうちのまわりぐるりと足場を建てさせていただきます。
今回はお隣のおうちの敷地となるアプローチ部分もお借りして建てさせていただきました。
作業者の安全のため、昇降のための階段はできる限り取付させていただいております。
最後にメッシュシートや懸垂幕、注意事項やスケジュールなども設置させていただきます。
メッシュシートは作業中はつけさせていただいておりますが、期間が空いたり、風がある場合などは巻き上げてしまわせていただいております。
屋根葺き工程
瓦棒の凸の部分を撤去していきます。今回は、平たん部分の金属屋根材はそのまま残し、上からもう一層屋根を作ります。
桟木を組んだら構造用合板を張り、屋根下地を作成します。その上に防水層となる改質アスファルトルーフィングを敷き詰めます。
屋根材を軒側から貼っていき、最後棟で閉じ、完成します。
今回使用した屋根材は、KI クイックルーフ 333 J という、縦ストライプのデザインが入った建材です。全体的に屋根の傾斜(勾配)があまりついてない場合、立平葺きであることが多いです。