
施工後
プロガードTP―RGは、高耐候性酸化チタンの配合により光触媒反応から発生する【チョーキング現象の抑制効果】を高めた2液弱溶剤系ラジカル制御型シリコン樹脂塗料です。

施工前
耐侯性に優れたアクリル樹脂をベースに、接着性・耐薬品性・強靭性・耐候性などの特性をハイブリッドさせた塗料です。艶が美しく、発色性がありながら、色あせづらい仕上がりです。
ラジカル発生による白化(チョーキング)現象のメカニズム
①ラジカル発生
塗膜に太陽からの紫外線が照射されると、酸化チタン顔料周辺から、塗膜の大敵ラジカルが発生してしまいます。(光触媒反応ともいう)
②塗膜の分解
発生したラジカルが、酸化チタン顔料周辺の有機物(塗膜)を分解するため、顔料周辺に空洞ができてしまいます。
③分解の進行
酸化チタン顔料周辺の塗膜の分解が進行し、空洞が経年とともに大きくなります。ついには、酸化チタン顔料がむき出しになってしまうのです。
④チョーキング
触ると、分解された塗膜や露出した酸化チタン顔料が粉状となって付着するようになってしまいます。この状態をチョーキング(白化現象)といいます。
ラジカル制御技術
酸化チタン顔料の表面に、高耐候性特殊コーティングをすることによって、塗膜に太陽からの紫外線が照射されても、ラジカルが発生することがほぼなくなりました。スーパープロガードフッ素-WRGには、このラジカル制御技術を採用しています。